運転者 未来を変える過去からの使者
【運転者 未来を変える過去からの使者】喜多川泰(著
☆主人公がまるで自分のことのようでした。
運転者の言葉が自分自身に言われているようで、時にグサッと心に刺さり、痛かった なあ。
☆日々、上機嫌でいることなんて、無理って本気で思っていたけど、この本を読んで、上機嫌って本当はどいうことなのか、上機嫌でいるコツを教えてもらいましいた。
私の今までの人生を振り返ると、どれだけ自分が不機嫌に過ごしてきたか、どれだけ多くの運を逃してきたか、身に染みて感じました。
”予想外のことが起こってしまっても、その状況を面白がり、楽しむマインドを持つこと。そして、自分の機嫌は自分でとれるようになっていきたい。”
ぶっちゃけ、今このブログを書きながら頭を整理していて、「これ、めちゃくちゃ難しいじゃん!」って改めて思っている自分がいるけど、この本読むとなぜかできるかもって思えたのは確かなので、読んだ時の自分を信じようと思います。だから、予想外のことを楽しむ、面白がることができなくなった時は、またこの本に助けてもらえばいいやと、このブログを書きながら思っています。(笑
☆「本当のプラス思考というのは、自分の人生でどんなことが起きても、それが自分の人生において、どうしても必要だから起こった大切な経験だと思えること。」
ここでも、ひねくれ者の私には”プラス思考なんて無理無理”なんて思いました。
だけど、
「まずは、誰かと比べるのをやめ、自分の人生に集中する。」って言うのは、なんとなくできる気がしました。
誰かと比べてしまう時はあるけど、そんな時は、「自分の人生に集中」と心の中で唱えてみることから始めてみようと思います。
そして、いずれは”プラス思考で、誰よりも笑う生き方”ってやつを実現してみたいです。
☆「運は”良い”、”悪い”ではなく、”貯めて”、”使うもの」というのも、「なるほど!」と素直に納得というか、腑に落ちた一説でした。
だから、良いことがない時は、「今日も良いことないなー、運がないなー」って思うのではなく、運を今は貯めているんだなと思う。これだけで、少し気持ちが楽になる。逆に、良いことがあった時には、「あー運を使っちゃったなー」って少しもったいない気持ちになる。
これって、なんか面白いですよね。
「良いことないなー、運が悪いなー」ではなく、今日も運を貯めてやったぞ!くらいの気持ちでいいんですよ。
そしたら、良い日でなくても、気持ちが楽になる。素晴らしい!!
もし、貯めた運は、自分に還元されなくても、その貯めた運は次へとつながっていくという考え方も素敵だなと思いました。
運について考えるだけで、こんなに視野を広げることができ、この本を読んだだけで、少し自分が成長できた気がしました。
この本に出合えてよかったです。